
| 体長 | 10〜35cm程度 |
|---|---|
| 水深 | 5〜40m程度 |
| 生息環境 | 砂泥底や岩礁の根周り |
| 分類 | アンコウ目・カエルアンコウ科 |
オオモンカエルアンコウは、体に付いたコケや藻がまるで岩や砂と一体化したように見える擬態の名手で、見つけた時の驚きがとても大きい魚です。その姿はまるで海底の岩の一部のようで、発見する楽しみもありながら、じっと動かずに待ち構えている姿は観察の醍醐味ですね。
食べ物
主に小魚や甲殻類を捕食し、エスカと呼ばれる疑似餌をゆらして獲物を誘い込みます。特に小さなヒメダコやエビ類を目標とし、近づいた瞬間に大きく口を開いて一気に吸い込む狩猟スタイルです。
日頃の生活
普段は砂泥底や岩礁のくぼみに身を寄せてじっとしています。ほとんど動かずエネルギーを節約し、その間に獲物が来るのを待ちます。夜間になるとやや移動する個体もあり、薄暗い環境で採餌することが観察されます。
まめ知恵袋
オオモンカエルアンコウの名前は「大きな紋」の意味で、体にある斑点模様が由来です。体表には小さなコケやフジツボが付くこともあり、それが擬態をさらに強化します。色や質感は周囲の環境と同期して変化することもあるため、観察ごとに表情が違うように感じられます。
撮影する時のコツ
撮影する時は、擬態の自然な雰囲気を損なわないよう背景とのコントラストを工夫しましょう。真正面・横・斜めから撮ることで立体的な構図になります。ストロボは弱めに調整して、体表のディテールを飛ばさず色の濃淡を引き出すと自然な雰囲気が出ます。エスカの動きや顔の表情を連写で捉えると、一瞬の狩りのドラマも残せます。岩や砂粒を少し入れた構図にすると、自然感が増します。
