オオウミシダトウマキクリムシ

オオウミシダトウマキクリムシ

大瀬 ][ 初級

体長 約10 cm前後
水深 5〜30m程度
生息環境 砂地やサンゴ礁根周り
分類 裸鰓類・ウミシダトウマキクリムシ科
オオウミシダトウマキクリムシは長く伸びた細い触手が特徴で、風に揺れるように泳ぐ姿が幻想的です。通常のウミウシとは異なり、深場だけでなく浅いリーフ沿いにも姿を見せる稀な種で、その美しさには引き込まれます。触手の動きがまるで白い羽のように見え、見る角度によって光の反射も変化してとても魅力的ですね。

食べ物

付着藻類や海中浮遊微生物、有機粒子を柔らかく吸引しながら食べています。砂地から漂う微小プランクトンを捉えるような採餌行動が見られ、触手をうまく使って効率的に栄養を取り込んでいますね。

日頃の生活

日中は砂地や岩陰近くに静かに浮遊し、触手を風に委ねて漂わせています。夜になるとやや活発になり、浅場に近づく個体も見られ、その優雅な姿は時間帯により雰囲気が変わります。

まめ知恵袋

英名では“Feather nudibranch”とも称され、触手の形や揺れ方は個体差もあり観察が面白いです。光により反射するパターンが異なり、指標として個体識別にも使えます。また、触手の先端は透明感が強く照明によって輝きが際立ちますよ。

撮影する時のコツ

撮影時には背景に暗い砂地や岩壁を選ぶことで白い触手が際立ちます。中望遠レンズで触手全体を収めつつ、連写機能で揺れの一瞬を逃さず捉えるのが効果的です。ストロボは弱めに設定し、触手に柔らかな光を回すことで輪郭を浮かび上がらせながらも質感を保てます。光の角度や距離を変えて試すことで、反射の具合や影の濃淡を調整でき、多彩な表現が可能になります。ストロボのディフューザーも活用すると幻想的な写りが期待できます。

大瀬 ][ 初級
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